今月の農家さ〜ん!いらっしゃーい!

千早赤阪村、こだわりの苺農家、福永さん
大阪府内で唯一の村、千早赤阪村。のどかなこの山間の地で苺作りに没頭するのが福永洋一(41歳)さんです。異業種の会社員だった数年前、苺農家を手伝った際「こんなに人に喜んでもらえるなんて!」と感奮。名手と名高いその苺農家のもとで2年間修業を積み、独立を果たしました。福永さんの苺作りは、農薬使用を極限まで抑え、与える井戸水の量は苗の1株ずつと向き合って見極めるなど魂がこもっています。そして卸し先を検討し始めた頃、第一に取引が決まったのが四季菜市場でした。「初出荷前で商品もなかったのですが、私の熱意を買ってくれて」と福永さん。人気品種「紅ほっぺ」に「よりおいしく」と心血注いで育てた結果、果肉がジューシーで皮まで柔らか、濃厚な甘みとほのかな酸味が調和する逸品へと成長しました。毎日朝採りで届けられるその苺は、四季菜市場でも連日完売しています。