今月の農家さ〜ん!いらっしゃーい!

河内長野市、この道約40年の南光さん夫妻
カツオ菜など珍しい野菜からおなじみのタマネギまで、年間約60種類の野菜で市場を賑わす南光さん夫妻。夫の正明さんが31歳で兼業農家を継いで以来、約40年農業に携わっています。四季菜市場では野菜に作り手名が表示されるため、「『南光』の名を見たら安心して買ってもらえるように」と、鮮度のいい野菜だけを店頭におくことを徹底。化学肥料を使わないのもこだわりです。収穫後は妻の洋子さんが洗ったり、あえて土付きのままにしたり、各野菜に適した状態にして袋詰め。食す人への思いやりあふれる夫婦の野菜にはファンも多いそう。四季菜市場について正明さんは「スタッフが農家を大切にする姿勢が感じられる」と評価。ただ、「あそこは商売下手で集客への執念がイマイチ(笑)」とも。同市場で予定される今後のイベント増加に期待を寄せつつ、よりよい野菜作りに意欲を燃やしています。