当社は、2010年6月25日、独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)より、2010年度エネルギー使用合理化事業者支援事業の採択事業者に選定されました。
今回、お湯の供給および浴槽への熱供給を担うボイラーを高効率型併用とすることでガス使用量を大幅にカットするとともに、施設内熱需要を的確に把握しボイラーの発停のみならずポンプのインバーター制御を連動させ電力量などを削減させることを目的としております。
「事業の概要」
1)従来型ボイラー1台を高効率ボイラーに入れ替えることにより、ガスの使用量を減少させる。
2) 時間・入場者数により変化する給湯需要を貯湯槽温度により把握し、補助ボイラーの発停およびポンプのインバーター制御を行うことにより、ガスの使用量および電力の使用量を削減させる。
3)気温や入場者数などに左右される浴槽昇温必要熱量を昇温循環系統の往き還りの温度差により把握し、ポンプをインバーター制御することにより、配管放熱ロスと電力量の削減を行う。
現在、関西圏内の温浴施設(スーパー銭湯等)においては、ほとんどが従来型ボイラーの並列使用となっており、今後、高効率ボイラーの普及による省エネルギー対策の促進が期待され、当社では、今回、直営施設:風の湯河内長野店での導入・検証を行っていくことにより、先端性・先進性のある省エネルギー事業に積極的に展開、取り組んで参ります。
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